細菌細胞は、染色体の外側にタンパク質と脂質からできた柔らかい細胞膜があり、 その外側にタンパク質、多糖、脂質でできた細胞壁があります。 オゾンが空気中に放出されると、オゾンと水分が反応してOHラジカルが生成され、 硬い細胞壁を酸化破壊しはじめます。 すると、細胞浸透率が変化し、酵素の活性が失われ、核酸が不活性化されることにより、 死滅します。
塩素は残留することにより殺菌効果が持続し、細胞膜を通過して核酸を攻撃する死滅法のため、耐性菌ができやすくなります。 オゾンは細胞全体を破壊するので、耐性菌はできにくくなります。
ご意見・お問い合わせは
acs@thearmaru.com
までお気軽にお寄せください。
Copyright (C) 2010 thearmaru Inc. All rights reserved.