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オゾンの概要

オゾンとは何ですか?

オゾンは、自然大気中に存在しており、酸素分子と酸素原子からできています。

O2(酸素分子)+O(酸素原子)=O3(オゾン)

こ こ近年、フロンガス等によるオゾンホールの生成によって、私たちの健康に対する影響が問題視されていますが、それにも表れているように、地球を取り巻くオ ゾンによって私たちは有害な紫外線から守られています。また「高原や海辺などが体によい」とよく言われますが、森特有の香りを感じてすがすがしい気持ちに なるのは、それは通常の空気よりもオゾンを多く含んでいるからで、適量のオゾンは体に活力を与え、健康によいとされています。

オゾンの3つのパワー

  1. 殺菌力
    オゾンは非常に強い酸化力を持っており、細菌やウィルスなどの細胞膜を直接破壊することにより死滅させます。その殺菌力は塩素の7倍ともいわれています。 最近では、院内感染対策でオゾンを導入している病院も増えてきました。
  2. 脱臭力
    オゾンの強い酸化力は、ニオイの元になっている成分の化学的な結合を分解し、強力に脱臭します。例えば、魚の生ぐささの主成分であるアミン類もほとんど完 全に除去できます。オゾンの脱臭効果は老人保険施設やホテル、食品工場など幅広い分野で利用されています。
  3. 分解力
    オゾンの強い酸化力により、ほとんどの有害物質を化学的に分解することができます。たとえばタバコの煙に含まれるニコチン、タール、発ガン性物質や、「新 築病」の原因ともいわれるホルムアルデヒドやダイオキシン、花粉なども分解します。 また、色の成分となっている物質も分解するため、漂白効果もあります。

オゾンの安全性

オゾンは大気中では非常に不安定な物質であり、殺菌力はきわめて強いにもかかわらず、有機物等と反応すると分解して酸素に戻るので、薬 剤などと違って残留毒性の心配がありません。

日本では0.1ppm/8時間を労働環境における許容濃度としています。(産業衛生学会許容濃度委員会による)

各国におけるオゾンの作業環境基準
国名 オゾン濃度(ppm)
オーストラリア 0.1
ポーランド 0.05
フィンランド 0.1
西ドイツ 0.1
ベルギー 0.1
イタリア 0.1
日本 0.1
オランダ 0.1
スウェーデン 0.1
スイス 0.1
アメリカ(ACGIH) TWA 0.1, STEL 0.3


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